FreeBSD 12をVirtualBOXで構築する

VirtualBOXはOracleが提供している仮想マシン実行環境です。
仮想マシン実行環境として有名なのはvmwareですが、 無料で入手でき各種パソコン(Windows、MacOS、Linux)にインストールするだけでフル機能が使えるVirtualBOXを使うことにしました。
VirtualBOX自体は、すでにパソコンにインストールされているものとします。

仮想マシンの新規作成

まずは、仮想マシンを作りましょう。

「仮想マシン」メニューから、「新規」を選択します。

仮想マシンの名前を適当につけます。
今回は、FreeBSDをインストールするので、名前の中にFreeBSDが入っていれば、「タイプ」はBSD、「バージョン」はFreeBSDが自動で入ります。
入力が終わったら、「作成」ボタンをクリックします。

「ファイルサイズ」は初期値の16GBでは少なすぎるので、300GBにしました。可変サイズなので、使った分しか容量を食いません。
入力が終わったら、「作成」ボタンをクリックします。

仮想マシンができました!!

仮想マシンの設定

初期値では、ちょっと使いにくいので、仮想マシンの設定を行います。
作成した仮想マシンを選んだ状態で「設定」ボタンを押します。

「システム」ペインでは、「ハードウェアクロックをUTCにする」にチェックを入れます。
FreeBSDでは、内蔵クロックをUTCとして扱っているからです。

「ストレージ」ペインでは、コントローラをIDEからSCSIに変更します。
IDEより効率よくデータを扱うことができます。

「ネットワーク」ペインでは、「割り当て」を「ブリッジアダプター」にします。
固定IPアドレスを割り当てて、外部から操作する場合、ブリッジアダプタが扱いやすいです。
「高度」の中の「アダプタータイプ」は「準仮想化ネットワーク」にしておきます。
FreeBSD 10からvirtioに対応しています。ハードウェアのエミュレートより、こちらのほうが効率がよいので、速度が速くなることが期待できます。

以上でVirtualBOXの設定は終了です。